日本をもっと身近に
モンゴルをもっと豊かに

hand to hand 手から手へ

モンゴルにも喜びの輪を広げたい。

日本とモンゴルは、1972年2月24日に外交関係を樹立し、2022年には50周年を迎えます。この50年で文化交流は非常に深まってきていますが、モンゴルには日本企業がまだまだ少なく、モ・日間の貿易高を含め経済交流には課題があります。

経済交流が進まない大きな要因として、モンゴルは同等距離のアジア諸国と比較すると物流コストが3~5倍高く、内陸国であるため輸送の選択肢が少ない現実があります。
私たちは、広大なモンゴルという国に可能性を感じるとともに、物流を通して「世界に喜びの輪を広げる」という理念の元、モンゴル国の人々に日本をもっと身近に感じていただきながら、モンゴルをもっと豊かにするために少しでも貢献したいという想いをもって、2018年7月現地法人コージツモンゴリアを設立し物流事業をスタートしました。

以来、モンゴルと日本の循環づくりによって、日本に物資を運びたいモンゴル企業、モンゴルに物資を運びたい日本企業の新規市場開拓支援に貢献しています。

2018年~2022年7月時点の実績

■中古車シェアー便 1,110台 
■Mライン小荷物便 1,742カートン
■Mラインビジネス便 1,646カートン

2022年4月にはコージツモンゴリアを日系企業としてライセンスを取得しながら本格稼働。モンゴルの情報をタイムリーにお届けできる運びとなりました。輸送コストと輸送期間の最適化を図りながら、新しい産業づくりの支援を行ってまいります。

モンゴルの物流に関する最大の課題

長距離の内陸輸送は課題が多い

モンゴルと日本は、直線距離で3000㎞である。飛行時間にすると5時間半程度で遠いとは言い難い。比較すれば日本からマカオぐらいの距離である。
日本から海上コンテナの輸送は、中国まで海上輸送し天津新港より鉄道でモンゴルまで運ばれる。輸送期間は約30日を必要とする。
海上運賃等$6000前後
(同等距離のアジア諸国と比べ3倍から5倍の運賃が必要となる。また輸送期間も2倍程度必要なる。)
この輸送コストと輸送期間が、日本からの投資を拒む原因の一つである。 モンゴルでの日本企業の成功事例も、もちろんあるがいずれも高付加価値が必要となっている。

中国やロシアの規制にも 左右される依存型物流環境

モンゴルは中国とロシアに挟まれた国であり物流ルートは限られている。中国は天津新港、ロシアはウラジオストク経由となる。
ロシア経由は、中国の規制を免れる唯一のルートだが、中国経由と比べると運賃がかなり割高になり現実的ではない。運賃を考えると中国経由の輸送がやはりメインとなる。
しかし中国は規制が厳しく、急に規制が変わることもあり貿易が非常に難しいルートである。いかに正確な情報を仕入れ、都度適正な輸送手段を選択できるかがポイントとなる。
また日本からウランバートルに到着するまでには、5つの関所(税関)を通る必要がある。
各関所のルールや規制を知ることも中国を経由する物流には必要不可欠である。
  1. 日本側で輸出通関
  2.  中国港に着後中国側でトランジットカーゴ通関
  3.  中国の国境であるエレンホト(中国側)でトランジット通関
  4.  モンゴルの国境であるザミーンウードで輸入検査
  5.  ウランバートル市内ターミナルで輸入通関
コージツとコージツモンゴリアは、この2つの大きな問題を解決するために日本~モンゴル間の物流に特化し取組んでいます。

モンゴル進出にあたっての取り組み まずは、本業の物流を通して出来ることを始めよう!

物流における シェアリングエコノミーの サービス提供

シェアリングエコノミーの4領域を活かし、課題解決に真剣に取り組み。
モノのシェア(各種フリーマーケット・衣服などのファッション等)、場所のシェア(コンテナスペース・駐車場・会議室・民泊・ルームシェア等)、移動のシェア(時間・カーシェアリング・ライドシェア等)、リソースのシェア(労働力・技術・お金等)

モンゴル向けなんでも運べる定期便
M-Lineサービス hand to handサービス

  • 1.中古車専用シェア便
  • 2.ビジネス向けシェア便
  • 3.個人用シェア便
顧客Aメリット:空いているスペースをシェアしてスペースを買い取ってもらえる。
顧客B・C・Dメリット:使用する空間のみの運賃で商品を輸送することが可能になる。

両国内ロジステックスサービス 写真集

  1. 輸出入通関代行・工場引取りトラック手配
  2. 輸入車のデバン立会い・コンテナ内の車両状態確認・ HANDデリバリー
  3. モンゴル市場調査サポート
  4. モンゴル進出サポート ・会社設立、銀行開設、従業員の募集など現地法人立ち上げに必要な活動をすべて代行、ご支援します。

モンゴルビジネスポートサービス

  1. モンゴルでのシェアオフィス提供 ・オフィスはウランバートル中心にあり、市内の移動に大変便利な立地です。短期出張時にご利用いただけます。
  2. Made in Japan・Project by Japanを見て触れる展示場 ・お客様のサンプル商品を陳列し、展示場・商談ルームとしても お使い頂くことが可能です。