【2015/04/12】
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4月といえば、桜の季節。
だというのに、。今年は雨の日が例年以上に多く、桜の期間も短い...。
今日は雨が降っていないので、世界遺産の平等院鳳凰堂と見学に、京都の宇治へ。
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世界遺産の影響? 外国人の方がメチャクチャ多いことに驚き。
どこのお店も、大繁盛の様子です。
まずは入園後、中の拝観チケットを購入すると、なんと2時間待ち...。
せっかく来たので、じっくりミュージアムを見学、それでも時間が余ったので、近くの
宇治上神社まで見学できました。
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平等院とは、永承7年(1052)、時の関白藤原頼通が、父 道長より譲り受けた別業を仏寺に改め、平等院としました。この年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、
極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。
その翌年の天喜元年(1053)には阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師
定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。
約1000年前に建立された建造物や仏像が今に伝えられ、世界遺産にも登録されております。
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桜も綺麗に満開☆
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驚いたのは、鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像が木造だっとこと。
また壁面にある雲中供養菩薩像は全部で52体あり、それらはいろいろな楽器を演奏したり
舞を舞ったり、あるいは持物をとったり、合掌したりしています。
ガイドさんのお話を聞いていて、 "そうなんや" "すごい" の連発でした。
楠見 裕